5月の最終土曜日、ホタル観賞会が開催されました(楠歴史民俗資料館 夏の夜間特別開館2023)
5/17(土)本郷の楠歴史民俗資料館の正門前
子どもたちの元気な声のカウントダウンが聞こえてきて、午後5時にホタルのイベントがスタートしました。
まちづくりの有志、資料館の運営委員、博物館スタッフにより、くじ引きコーナー、ゲームコーナー、キャンドル作り、願いごと飾り、ふろしき包み体験、グラスアート体験、かき氷、楠ブレンド珈琲などいろんなコーナーやお店が並び、小さな子供さんから大人の方まで大勢の皆さんに楽しい時間を過ごしてもらったようです。
日が沈んで少し薄暗くなってきた午後7時半ごろホタルの観賞会が始まりました。本郷ホタル保存会からホタルの勉強会、さらに楠キャンドル愛好会による200個のキャンドルの設置、そして点灯。イルミネーションの明かりがホタルの生息地までの道を灯していました。お天気が心配でしたが、8時をまわるころにはホタルもたくさん現れてくれたみたいです。四日市のコンビナートの夜景が近くに見える場所でホタルを観賞できました。
楠の町には後世に残したいものがたくさんあります。そのうちの一つが本郷のホタルです。昔は今の楠緑地公園のあたりの田んぼでもホタルが見られたそうですが、今ではそういう話を聞かせてくれるお年寄りの方も少なくなりました。実際にホタルを目にする機会が減ったからかなあとも思います。楠のいいところをたくさんの人に知ってもらうため、今後もこうしたまちづくりの活動を継続できたらと思います。協力してくれた中学生ボランティアのこどもたちもテキパキしていてとても助かりました。ありがとうございました。